◆フリードプラスの車中泊仕様⑤・熱帯夜を空気循環で快適に。ポータブルバッテリーと扇風機で涼しさを手に入れる。

車中泊の備忘録

管理人=Kです。埼玉県在住。父・母・娘の日常生活から発信していきたいと思います。

我が家のクルマはワンボックスカーのフリードプラスで車中泊のしやすいクルマとして定評があります。

ただ就寝中はエンジンを切っておくことが望ましい車中泊においては、連動するエアコンが使えない為に、夏の熱帯夜ではいくつかの暑さ対策が必要。

今回は、ポータブル電源で扇風機を動かす方法について書きたいと思います。

車中泊で使う扇風機の条件

エアコンに比べると涼しさは劣りますが、扇風機は手軽に涼を得られる優れた電化製品です。(^^)
でも家庭で使用する扇風機と比べて、車中泊では何が違うのでしょうか。

ここでは、車中泊での扇風機のポイントを考えてみたいと思います。

クリップ止め形式の扇風機を選ぶ

車中泊のベットスペースは限りがあります。

また、効率よく風を送れるポジションに平らな場所があるとも限りません。


いろいろな場所に取り付けがしやすいクリップ式であれば、シートのヘッドレストや手すりなど設置場所の選択肢が広がります。

オプションとして平置き台がついているクリップ式であれば、さらに良い製品ということになりますね。

首振りが設定できるものを選ぶ

扇風機の風は一か所にだけ風が向いていると涼しい場所が偏ってしまいますので快適さが軽減します。


また家族で車中泊する場合、風向きを独り占めすると争いの原因になりかねません(笑)。

ただ、首振りをせず特定方向へ風を送りたい場合もあるかと思いますので、首振りについてはオン・オフの設定ができるものを選びましょう。

風力の切り替えができるものを選ぶ

とても暑い熱帯夜でも、日没直後と翌日の明け方では気温に差があります。


夏の夕方は気温が高いことが多いので扇風機の強風が心地よいですが、明け方は涼しくなってくるので弱風がちょうど良かったりします。

車中泊で使用する扇風機は基本的にバッテリーで動かしますので、こまめに調整ができたほうが電力の節約にもなりますので、風力については強弱が切り替えられるものを選択してください。

車中泊で使用するポータブル電源の条件

車中泊でポーターブル電源があると扇風機に限らず、いろいろな電化製品が利用できるので便利ですね。

でも、いろいろな種類がたくさんあってどれを選べばよいか悩みがち。

ここでは、ポータブル電源を選ぶ際に考慮するポイントを見ていきたいと思います。

使用する電化製品と使用時間を想定する

実際にはスマホの充電などの要望はあると思いますが、今回は熱帯夜に扇風機のみを使用する前提で考えます。


車中泊の就寝としてはPM9時からAM7時までの10時間で想定しておきます。

実際に我が家で使用している扇風機より、消費電力=風力「強」として23Wを仮定しました。

ポータブル電源のスペックとして必要な条件を決める

ポータブル電源の必要なスペックとして消費電力量を決めます。


前項目のところで扇風機の消費電力と使用時間を仮定しましたので、必要な消費電力量を計算すると以下のようになりました。

『 23W × 10h = 230Wh 』

これからポータブルバッテリーを購入する場合、この230Whを上回る消費電力量のスペックのポータブル電源を探せばよいことになります。

次に電力の供給を受けるコネクタ形状もチェックします。

100VコンセントやUSBケーブルなど、電化製品が受電するコネクタの形状も確認しておきましょう。

バッテリーは劣化するものと認識しておく

「まだ何も決めてないけど扇風機以外にも電化製品を買い足したいので、将来を考えて大きい消費電力量のポータブルバッテリーにしておこうかな・・」と考えているあなた。


少しお待ちください。
バッテリーは使用回数や経年で劣化していく消耗品です。

一般的に大きい消費電力量の製品は高額になりますが、一度もフル使用することなく買い替えになったりしたらもったいないですので、「大は小を兼ねる」は、ほどほどにしておきましょう。


ちなみに、管理人=Kが扇風機利用でのポータブルバッテリーとしてオススメするのはJACKERYの240Wh容量のタイプになります。

通販サイトの〇〇セールなどで、価格が下がったタイミングで購入すると安く手にはいりますので是非狙ってみてください。

車中泊での扇風機の使い方

車中泊で扇風機を使う場合、置く場所と風の向きが重要になります。


仮にセンター・バックミラーのあたりで使用した場合、首振りで均等に風が巡りますが、温度を下げる効果としてはベストではありません。

ポイントは外気を社内に導き、車中に籠る熱を外に逃がすことにあります。

扇風機を効果的に使うには、扇風機の吸い込み側を窓枠近くにすることで、外の涼しい空気を社内に引き込める場所に設置するとよいです。

より良い空気の通り道が確保できるように、いろいろと工夫してみてくださいね。

車中泊での扇風機・まとめ

いかがでしたでしょうか。


車中泊でのポータブルバッテリー+扇風機は、熱帯夜対策としてとても有効です。

みなさんも効果的に使用して、快適な車中泊を実現してください(^-^)

吉日

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